「管理職教育・育成のエキスパート」

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                        「仕事を通した管理職者の育成」に関して、職場の実務に直結した実践的な
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  テーマ 82 意識的、科学的、目的的行動により
        現状を変え 新しい現実をつくる
      

■「忙しいからできません」、「部下の能力がないからできません」と
  いつも言っている管理職職に、仕事を生み出すことはできない

日々の仕事の中で発生する様々な課題や
上司や同僚、部下との関係など周りの環境や
状況を目標が達成できない理由にはできません。

会社は、「忙しいからできません」、
「部下の能力がないからできません」と

いつも言っている管理職職の方には、
仕事を頼むことはできません。

悪くとらえると、
「自分には同じことの繰り返ししかできない」、
「自分には現状を変えることしかできない」
ということになります。

どんな状況でも知恵を出して、
現状を切り開いていくのが、管理職者の仕事です。

■今と将来のために仕事をするのが、管理職者の存在価値

管理職者には、
今現在行っている仕事だけではなく、将来を考えて、

管理職者として本来、今、行うべき目標を設定し、
実践していかなければなりません。

このような今と将来それぞれにおいて獲得すべき成果を認識し、
バランスさせ実践させていく力が管理職者には求められます。

「ステファン・P・ロビンス著 
 組織行動のマネジメント ダイヤモンド社」より引用します。

「チームは、協調を通じてプラスの相乗効果(シナジー効果)を生む。
 個々人の努力は、個々の投入量の総和よりも高い業績水準をもたらす。」

「P・Fドラッカー著 現代の経営 ダイヤモンド社」より引用致します。

「チームとは混沌をそのまま利点に変えてくれるものではない。
 チームによる仕事には、個別の仕事よりもはるかに緻密な組織、
 密接な協力、一人ひとりの役割の明確化を必要とされる。」

このように、目標や行動計画の立て方や
目標や行動計画の遂行にあたっての

部署員一人ひとりの役割分担や部署員一人ひとりとの
コミュニケーションの取り方など、

業務の遂行方法によって、今以上の生産性の高い業務や、
大きな成果を得られることが分かります。

管理職者には、
今も将来も無限の可能性があるということです。

■意識的、科学的、目的的行動を実践するために見える化する

新しい現実をつくるためには、
管理職者の主要な仕事である部下育成と

担当部署のPDCA推進において、
現在と将来を踏まえて、管理職者として、

本来、今、行うべきこと、そして獲得すべき成果を
考えて考えて考え抜き、

日常の仕事の中に具体的、計画的に折り込み、
見える化し、実践していくことが必要となります。

獲得すべき成果が明確にイメージできると、
確信を持って実行することができるとともに、
自分自身の動機付けともなります。

見える化は、管理するためではなく、
獲得すべき成果を明確にした上で、目標を設定するなど、

意識的、科学的、目的的な行動を行うための重要な事項となります。

仕事に対する正しい考え方や知識を持ち合わせ、
きちんと目標を設定さえすれば、
大きな成果を獲得していくことができます。